社会勉強になった一週間

大学二年のときに春休みを利用してスリランカに住むの父の知人の家に一週間のホームステイをしました。初めての海外、初めての一人旅ということもあり母はとても反対しましたが、社会勉強になると父が説得してくれました。スリランカ人の一家とは私が小さい頃から家族ぐるみで交流があり、何回も私たちの家に滞在していたので安心感がありました。
軽い気持ちで日本を出発しましたがスリランカまでの道のりは意外と長く、世界って広いと思いました。スリランカに到着し、ゲートを出ると大きな銃を持った警備員が何人もいてショックを受けました。すぐに知人家族を見つけ、彼らの車に乗ろうとすると物乞いが追ってきました。ボロボロの身なりの老人や道端で寝転ぶ人など日本では見たことのない光景に驚き、車の中で自分が震えていることに気付きました。
知人の家はとても裕福で何人ものお手伝いさんがいました。リゾートホテルのようなおしゃれな部屋に通されましたが貧富の差というものを感じて切なくなり、豪華な生活を単純に楽しむことはできませんでした。滞在中は積極的に話すようにがんばりました。英語は得意でしたが彼らの英語にはアクセントがあり苦戦しました。開き直って身振りを交え強気でカタカナ英語で話したところ、よく通じるようになりました。英語にはそれぞれの国や地域でアクセントがあるのでカタカナ英語でも自信を持って話せばいいんだと実感しました。
象に乗ったりセイロンティーの農場で紅茶を飲んだりいろいろな体験をさせてもらいましたが、度胸が付いたことと世界には貧困にあえぐ人がいるということを目で見て知ることができたのが大きな収穫でした。